一般社団法人 先端科学技術研究支援協会は・・・

 近年日本の学術業界は高被引用論文数で国際的に順位の低下が進むだけでなく、論文総数ですら減少が見られるという危機的状況にあります。その流れの中で国立大学法人の運営費交付金に1%のマイナスシーリングが長らく課されていました。また大学評価、教員評価の様な高コストな取り組みに時間や人的リソースを割かれるなど研究機関の置かれた立場は苦しいものがあります。
 この様な苦しい中で良い流れを見出そうとすると、政府による競争的研究資金は増額されています。また国際化、施設共用、共同研究、産学連携といった研究ネットワークを活かした研究活動を後押しする動きも活発化していますが道半ばの状態です。
 その様な苦しい状況の中で、様々な分野の研究者の方と交流する中で、我々に何か出来る事はないかと模索し当協会は発足致しました。